【消防指令センター】映像通報システムの運用開始について

遠軽地区広域組合消防本部では、令和5年9月1日から、119番通報においてスマートフォンを活用した映像通報システムの運用を開始します。

 【概 要】
 映像通報システムとは、スマートフォンからの119番通報者に映像の送信を依頼し、消防隊到着前に現場の映像を消防指令センターと共有することで、音声と映像でコミュニケーションを取ることができるシステムです。
 従来の119番通報で音声のみでは伝えることが難しい状況でも、映像により現場の状況が把握できるため、地理に不安な方からの通報であっても、災害発生場所や出動場所を特定したり、火災や交通事故などでは規模や程度といった災害状況をより正確に把握することができます。
 また、心肺蘇生法などが必要な緊急性の高い救急事案では、通信指令員が通報者に対して映像を確認しながら応急手当のアドバイスを行うことができるため、より効果的な救命処置につなげることができます。
 遠軽地区広域組合消防本部では、令和5年9月1日から119番通報においてスマートフォンを活用した映像通報システムの運用を開始します。

 
 運用開始日 
 令和5年9月1日(金曜日) 午前9時00分
 ご利用についてのお願い
 映像通報システムとは、通常の119番通報に映像を加えることで、より正確な情報をリアルタイムに伝えることができる新しい通報の仕組みです。
 通報者のスマートフォンをとおして災害現場の映像を通信指令員がリアルタイムで確認するほか、通報者に対して応急手当を実施いただくための映像を通信指令員から送信するなど、迅速な現場活動に役立てます。
 119番通報の際に、通信指令員が必要と判断したときには、映像通報システムによる映像の送信をご依頼することがありますので、ご協力をお願いします。
 なお、映像通報にかかるパケット通信料(URLへのアクセス、動画の送信等)は通報者のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
 災害現場では、消防職員がこのシステムを利用してスマートフォンで撮影する場合があります。
  お問合せ先
 遠軽地区広域組合消防署警備課通信指令係
 電話 0158-42-2050