本文へスキップ

経 緯

はじめに

 遠軽地区広域組合と遠軽町、湧別町、佐呂間町の構成3町は、平成25年1月遠軽地域循環型社会形成推進地域計画を策定しました。
 この計画は、遠軽地域3町の一般廃棄物処理に関する現状と目標を整理し、平成25年4月から平成31年3月までの6年間を計画期間として施策の内容を定めるものです。
 計画の中では、平成5年に稼動し、平成14年から広域ごみ処理施設となっている遠軽町清掃センター(焼却施設)の老朽化が著しく、抜本的な対策が求められる状況にあるため、今後の遠軽地域3町の安定的なごみ処理を進める上で、早期の施設更新を行うことが必要であるとの基本的な方向を示しています。
 遠軽地区広域組合は、これまで、共同処理する事務として、消防に関する事務の他、衛生センターにおいてし尿・浄化槽汚泥の処理、リサイクルセンターで容器包装リサイクルの事務を行ってきましたが、新たに平成25年4月からごみ焼却施設の設置及び管理運営の事務を加えました。 これにより、平成25年度から組合が事業主体となって、ごみ焼却施設建設事業を開始しました。
 また、平成29年12月末にごみ焼却施設が完成したことにより、これまでし尿の処理を行ってきた業務課と統合し、新しく衛生施設課として、一般廃棄物処理施設の整備・運営を行っていきます。
 今後は、順次、事業に関する計画、入札、契約などの情報を公表し、住民の皆さんへの情報提供を行うとともに、より良い公共調達の実現を図ります。

平成30年 2月

遠軽町清掃センター

CEO

 遠軽町向遠軽297番地1に所在し、遠軽町が設置・管理運営する遠軽町清掃センターは、計画処理能力25t/日(12.5t/8h×2炉)のごみ焼却施設として平成5年4月に供用を開始しました。
 平成13〜14年度に排ガス高度処理設備を増設してダイオキシン対策を行うとともに、運転時間延長により計画処理能力を50t/日(25t/16h×2炉)に増強し、当時の遠軽地区近隣7か町村(町村合併後遠軽町、湧別町、佐呂間町3町)の可燃ごみ共同処理施設となり、現在に至っています。
 稼動後20年近くを経過したことから、今後の施設管理の適正化及び施設整備の基礎資料を得るため、平成23年度にごみ処理施設精密機能検査を実施しました。
 検査の結果、日常整備や定期的な補修により機器の保全を図っているが、焼却炉耐火物の損傷、電気集じん器、活性炭吸着塔等に腐食、主要機器全体に変形、磨耗、腐食及び焼損等の経年劣化が進み、早晩安定運転の確保が困難になることが予想され、設備更新に着手すべき状況にあること、煙突のひび割れ、鉄筋腐食の進行から建替え等の早急な対応が必要な状況にある、との所見が示されました。
 既存施設・設備更新による延命化案と新設案を比較検討し、2案の工事費及び運転管理・維持費、既存施設・設備機器の制約条件や今後の廃棄物処理計画・設計への自由度、工事中におけるごみの委託処理等を総合的に判断し、新設案を今後の施設整備の基本方針としました。


沿 革

平成5年4月
遠軽町清掃センター設置
平成12年2月
遠紋ブロックごみ処理広域化基本計画策定
平成14年12月
遠軽町清掃センター排ガス処理施設増設7か町村(現3町)共同利用開始
平成23年7月
遠軽町清掃センター精密検査実施
平成23年12月
遠軽町議会にて清掃センター建替え表明
平成24年10月
ごみ焼却施設基本構想策定
平成25年1月
遠軽地域循環社会形成推進地域計画策定
平成25年4月
ごみ焼却施設建設推進室設置
平成26年3月
生活影響調査実施ごみ焼却施設整備計画報告書作成

 今後の施設整備計画

  • マテリアルリサイクル推進施設(リサイクルセンター)の建設
  • 最終処分場の建設
  • し尿処理施設の更新


バナースペース

衛生施設課

〒099-0411
北海道紋別郡遠軽町向遠軽297番地1
(えんがるクリーンセンター2階)
【地図】

TEL 0158-42-8325
FAX 0158-42-8326